目まぐるしく変化する環境で過ごすうちにふと「なんだか肌の調子が悪い……」と気づくこと、ありませんか? もしかしたらゆらぎ肌かもしれません。そんな敏感なゆらぎ肌の要因と、おすすめのスキンケアアイテムをご紹介します。
ゆらぎ肌とは
ゆらぎ肌とは、肌の調子が不安定になりがちな肌のこと。寒暖差で体調を崩すように、肌もそういった症状が起こります。つまりゆらぎ肌は、身体と外界との差が大きいことを示すサイン。
急なカサカサ感やピリピリ感、ハリの無さなど、肌になにかしらの不調を感じるときは肌がゆらいでいる状態かもしれません。
ゆらぎ肌と敏感肌の違いは?
ゆらぎ肌と同じような症状でよく耳にするのは「敏感肌」という言葉です。一見両方とも症状は似ていますが実は大きな違いがあります。
ゆらぎ肌はあくまでも一次的に肌のバリア機能が低下しているのに対して、敏感肌は慢性的にバリア機能が低下している状態のこと。「自分は敏感肌ではない」「肌トラブルを抱えていない」と思っている人でも、なにかしらのきっかけがあればゆらぎ肌になってしまう可能性があります。
ゆらぎ肌の原因と対処法
ゆらぎ肌を生じさせる要因は複数あります。一つのみで起こっている可能性もあれば、複数が関係していることもあるでしょう。
- 花粉やほこり、PM2.5といった微粒子
- 生理前のホルモンバランスの乱れ
- 寝不足や食生活の乱れなど不規則な生活
- 強い日差し(紫外線)
- 加齢による肌の変化
上記のような要因が複雑に絡み合っているのが、ゆらぎ肌の原因。
ゆらぎ肌は1年を通して起こり得ます。例えば、転職や引越しなどで新生活を始める場合などは要注意。環境の変化や睡眠不足のために、上に挙げた要因が重なりがちだからです。
ゆらぎ肌から敏感肌に変わっていく場合も
敏感肌とは異なり、ゆらぎ肌は一時的に起こるもの。だからといって症状が治るまで何もせずほうっておくと、バリア機能がさらに衰え、慢性的な敏感肌になってしまう可能性も……。
したがって「肌が揺らいでいる」と自覚したら、今一度スキンケアケアを見直してみましょう。
ゆらぎ肌のスキンケアケアのポイント
ゆらぎ肌になると今まで使用していたスキンケア製品が合わなくなることが多いです。そんなときは「低刺激用」「敏感肌用」のスキンケアに変えてみるのがおすすめです。もちろん、ゆらぎ肌っぽいなと思った時点から切り替えてもOKです。
調子の悪い肌にも使いやすい刺激を抑えたアイテムが多いので、安心して使えますよ。
また、スキンケアアイテムの使い方も今まで以上に気をつかう必要があります。コットンだと肌に摩擦が生まれ、表面が傷つく恐れがあります。指や手のひらでやさしく押さえ込むようにパッティングすると肌にかかる負担を減らせますよ。
ゆらぎ肌におすすめのスキンケアアイテム5選
キュレル ディープモイスチャー スプレー
キュレル「ディープモイスチャー スプレー」は、いつでも手軽に使えるスプレータイプの保湿化粧水。
肌の必須成分である「セラミド」が不足すると、乾燥などの外部刺激の影響を受けやすく、肌がカサついたり荒れがちな状態になってしまいます。キュレルのセラミドケアは、そんなセラミドを補い、肌の奥(角層)までうるおいを与えるアイテム。
スプレータイプなので、顔に吹きかけるだけで簡単にスキンケアを行えるのも魅力。顔だけでなく体全体にも使用できますよ。
DUO ザ 薬用バイタルバリアウォッシュ
DUO「ザ 薬用バイタルバリアウォッシュ」は、一般的な洗浄成分を使わず、スキンケア成分で汚れを落とす薬用タイプの洗顔料。肌に必要な潤いを残しながら、酸化皮脂や古い角質などの汚れだけを吸着・除去します。洗顔後の肌のツッパリ感・乾燥を感じがちな方におすすめ。
肌バリアを整える2つの成分が配合されており、肌バリアを整えながら気になる肌トラブルを抑制します。なめらかに伸びるミルクのような質感もポイントです。
イハダ 薬用ローション
イハダ「薬用ローション」は、さまざまな外的刺激から肌を保護する薬用ローション。水分の蒸散を抑え、肌の状態を安定させる効果が期待できます。独自の保湿成分が角層の深部まで浸透し、肌トラブルのない強い肌に導きます。
さらに抗炎症成分配合で、ニキビなどの肌トラブルもしっかり予防。低刺激設計なので、敏感肌・乾燥肌の方でも安心して使えますよ。
無印良品 乳液・敏感肌用・しっとりタイプ
無印良品「乳液・敏感肌用・しっとりタイプ」は、ゆらぎ肌でも毎日安心して使える乳液です。香料・着色料・鉱物油・パラベン・アルコールなど、肌に不要な成分は一切無添加。しっとりとした使用感で、いつものスキンケアに物足りなさを感じている方にもおすすめです。
ゆらぎ肌を知って自分に合ったスキンケアを!
ふだん通りのスキンケアをしていても、「なんだか肌の調子が悪い」のがゆらぎ肌の特徴。自分の今の肌に合ったやさしいスキンケアアイテムでケアして、少しずつ調子を取り戻していきましょうね。