トリートメントの使い方を知って使い分け!ツヤ髪をおうちのセルフケアで育てる

ダメージした髪に使うだけでハリツヤが復活するトリートメント。使うタイミングやテクスチャーなどたくさんの種類があるため、目的に合わせて選ぶのが美髪への近道です。セルフヘアケアが充実する、トリートメントの基本の使い方や活用法を伝授します。

そもそもトリートメントとは?役割や種類をチェック

「トリートメント」はうるおい成分や髪の補修成分を含んだ、代表的なヘアケアアイテムの一つ。塗り込むことで髪の毛の内部に栄養が届き、ダメージを修復しながら健康な状態へと導く働きがあります。

配合されている成分やテクスチャー、使うべきタイミングは製品によって違うため、まずは基本の使い方や特徴を知り、自分に合うトリートメントを探していきましょう。

トリートメントの基本の使い方

ヘアケア初心者さんでもとり入れやすい、入浴時に使用するトリートメントから紹介します。

使うのは、シャンプーの後。タオルで軽く包んだりやさしく水気をとった、濡れた状態の髪に塗っていきます。

トリートメントの使用量は、ミディアムヘアで500円玉大が目安とされていますが、メーカーや製品の推奨量を参考にしてください。手にとったらムラにならないよう手のひら全体に伸ばし、髪の毛の中間部分から毛先にかけて塗布していきます。

洗い流すまで3~5分ほど時間をおいてください。メーカーや製品によって置き時間は異なるため、購入時は説明書きも必ず確認しましょう。摩擦を与えすぎないようにやさしく、手触りにぬるつきが感じられなくなるまでしっかりと洗い流してくださいね。

実はお風呂の中だけで使うものじゃないんです

トリートメントはシャンプー後に使う洗い流すタイプだけでなく、洗い流しが不要なタイプもあります。使われている栄養成分やうるおい成分はメーカーやアイテムによって多少異なりますが、洗い流すタイプも洗い流さないタイプも、髪を補修したりダメージをケアする働きがあることが共通点といえます。

インバストリートメント

髪の内部に補修成分を浸透させるために、キューティクルが開いている濡れた状態で行う必要があります。髪全体に行き渡らせやすく、必ず洗い流す必要があります。

アウトバストリートメント

保湿成分や油分が多く使われており、製品によって洗髪後のタオルドライした濡れた髪に使用するものや、乾いた髪に使うものがあります

ドライヤー前に使うことで熱ダメージから髪を保護したり、スタイリングしやすくする目的でも使用でき、ツヤ出しやなめらかさのアップ、しっとりさせて広がりをおさえるなどダメージヘアを目立たなくできるメリットもあります。

用途に合わせて使い分ければ、よりいっそう美しいヘアスタイルを目指せますよ。

トリートメントって、コンディショナーとは違うもの?

一般的に「コンディショナー」と呼ばれるものは、髪を外側から保護するヘアケア製品を指します。中にはトリートメントに使われる補修成分や栄養素が配合されているコンディショナーもありますが、キューティクルを整え、摩擦や乾燥のような外的ダメージを防ぎながら手触りのいいなめらかな髪に仕上げるのが、コンディショナーの働きです。

シャンプーの後に使うのは、どちらか一方でもかまいません。髪のコンディションに合わせてセットで使用したり、使い分けるといいでしょう。

トリートメントとコンディショナーを両方使う場合は、シャンプー→トリートメントコンディショナーの順番がベスト。髪の内側を補修してから髪の外側を保護すれば、浸透した髪の栄養も逃げにくく、美しさがキープできます。先にコンディショナーを使ってしまうと、トリートメントの補修成分が届きにくくなってしまうので、使う順序や違いは覚えておいてくださいね。

【洗い流す】インバストリートメントの使い方

枝毛や切れ毛など、髪全体がダメージを感じてしまっている場合は、しっかりと髪そのものを修復させることができるインバストリートメントの使用がおすすめ。毎日使用できるものから集中補修を目的とした贅沢なアイテムまでさまざまな種類がある中から、自分に合うインバストリートメントの選び方や、使い方のコツをレクチャーします。

ほとんどがクリームタイプ・ミルクタイプ

洗い流すタイプのインバストリートメントのほとんどが、クリームやミルク状をしています。ミルクやクリームは、補修成分と一緒に髪のうるおいやコシをつくるための水分と油分をバランスよく配合させており、内側に浸透しやすいテクスチャーです。

また、髪の内部の補修をメインにつくられた「ヘアマスク」や、リッチでサロンクオリティな補修成分が含まれているスペシャルケア用のトリートメントは、こっくりとして濃厚なクリームタイプが多いです。乾燥だけでなく、カラーリングを繰り返した髪や紫外線ダメージを多く受けた髪には、集中補修が叶うぜいたくなインバストリートメントで週1〜数回のケアをおすすめします。

インバストリートメントのへアケアのコツ

インバストリートメントの効果をもっと感じられる、使い方のポイントを紹介します。

▼事前のシャンプーで髪や頭皮の汚れはしっかりと落としておく

汚れやシャンプーの泡をすっきりキレイに洗い流した状態の清潔な髪でないと、トリートメントの栄養成分が内部にまでしっかりと浸透しません。頭皮や髪に付着したほこりや、不要な皮脂などはしっかり取り除いておきましょう。トリートメントを塗布する前には、滴り落ちない程度に水を切っておくのもポイント。絞るように力を入れすぎてしまうと髪のキューティクルがダメージを受けてしまうため、注意してください。

▼摩擦を感じさせないよう、毛先を中心にていねいになじませる

髪に負担をかけずまんべんなくなじむよう、手ぐしを使ってやさしく揉み込むようになじませるのが◎。難しい場合は、粗めのクシを使うのもおすすめです。

▼地肌には塗布しない

地肌にトリートメントが残ると毛穴が塞がれてしまい、抜け毛やアレルギーの原因を引き起こしてしまうことがあります。髪の毛先や中心をメインになじませるようにして使うようにしましょう

▼洗い流しは、36〜38℃のシャワーで

お湯の温度が熱すぎると髪や地肌へのダメージにつながることもあります。逆に低すぎるのも問題で、洗い流しに時間がかかったり髪表面に不要な油分が残ってしまったりします。温度設定が可能なら、36〜38℃のぬるま湯での洗い流しをおすすめします

【洗い流さない】アウトバストリートメントの使い方

タオルドライ後や乾いた髪に使用でき、洗い流さなくてOKなアウトバストリートメントは、インバストリートメント以上にテクスチャーがさまざま。使い方や用途別に、おすすめアイテムを紹介していきます。

ミストタイプの使い方

ボタニカルヘアウォーター N

ウォーターベースで塗布できるミストは、細かい霧状であるため、表面のキューティクルの隙間から浸透するタイプのトリートメントです。うるおい不足の髪にみずみずしさを与え、サラッとした指通りの軽い仕上がりにしてくれます。

ボタニカルヘアウォーター N」は、オイルinウォーター処方で乾燥による髪の広がりやパサつきをおさえながら、ニオイ対策もできるミストタイプのトリートメント。ケアとスタイリングが同時にでき、タオルドライ後にも乾いた髪にも使えます。寝ぐせ直しなど、朝の使用もおすすめです。

スプレータイプの使い方

サボリーノ 速く乾かスプレー n

髪を保護する役割の強いスプレータイプは保湿やUVカット、匂いの付着、静電気防止など、外出時の美髪対策に役立ちます。使い方は、髪表面をメインにスプレーするだけ。全体につけやすく、トリートメント初心者さんや時短でヘアケアを済ませたい人にも使いやすいのが特徴です

乾いた髪やスタイリングの最後に使用するスプレータイプのトリートメントが多い中、「サボリーノ 速く乾かスプレー」は、ドライヤー前の濡れた髪に使用する新感覚ヘアケア剤として注目されています。

髪にツヤを与える美容オイルを配合しており、トリートメント効果を実感しながら速乾をサポートするスプレーです。程よい清涼感もあるので、時間を節約しながらさっぱりとヘアケアができますよ。

オイルタイプの使い方

エクストラオーディナリー オイル エクストラ リッチ フィニッシュ

髪の保護効果やツヤ出し効果が期待でき、髪をコーティングして手触りのいい輝きのある髪に仕上げてくれるオイルタイプは、重みのあるまとまりのいいしっとりした髪を目指せるトリートメントです。ドライヤーやヘアアイロンの熱ダメージに強い製品や、ウエットな仕上がりになるアイテムが多いです。

使い方は毛先を中心になじませるだけで簡単で、濡れた髪にも乾いた髪にも使用できるものがほとんどです。重さでペタンとしやすいので、前髪にはつけすぎないようにしましょう

ロレアルパリ エクストラオーディナリー オイル エクストラ リッチ フィニッシュ」は、毛先にまで濃密なうるおいを与えることができる、ダメージ補修力も高いオイルトリートント。まとまりにくい髪や、毛先が細く切れ毛や枝毛、絡まりやすい髪との相性が抜群です。

ミルクタイプの使い方

エルジューダ エマルジョン+

水分と油分のバランスがよく保湿力の高いミルクタイプは、傷んだ髪の補修だけでなく髪の質感をふんわりと扱いやすくしてくれる特徴があります。トリートメントをしているのにスタイリングが上手くいかない人や、パサつきやすい髪質、くせやうねりなど毛質に悩みのある人におすすめ。キューティクルが開いている濡れた髪になじませる方が、水分や栄養素が髪の内側に入りやすいです。

ディーセス エルジューダ エマルジョン+」は、毛髪補修成分を内部にまで浸透させ、水分量を理想的なバランスに高めるミルクタイプのトリートメント。髪を乾かす前のタオルドライ後に塗布します。硬さのある髪をごわつかせず、やわらかく扱いやすい均一な状態に整えます。

ジェルタイプの使い方

フリッズビーゴーン スムージング ヘアセラム

ジェルテクスチャーのアウトバストリートメントにも補修や保湿効果が期待できますが、ポリマーやシリコンといったうるおいを閉じ込め、コーティングする働きをもつ成分が含まれている特徴があります。しっとり感や補修力の持続だけでなく、濡れた髪に使用するとドライ後に指通りのいい仕上がりになれるのもポイントです

ジョバンニ フリッズビーゴーン スムージング ヘアセラム」は、髪が喜ぶオーガニック植物成分をたっぷりと配合した、ジェルトリートメント。するっとしていてまとまりやすいのに、ドライヤー前になじませるだけで、べたつきのない軽やかなヘアスタイルにしてくれます。ミルクやオイルのテクスチャーが苦手な人にも使いやすいしっかりとしたテクスチャーですが、伸びがいいので髪への塗布もしやすいジェルです。

トリートメントの使い方を押さえて理想のツヤ髪をゲット

トリートメント初心者さんも毛質や髪の悩み、なりたい髪をイメージしながらセレクトすれば、今よりもっと美しい髪に近づくことも簡単です。トリートメントの種類によって使い方が異なるので、ポイントやコツをおさえ、惚れ惚れするほどハリとツヤに満ちた美髪を育んでくださいね。

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